1977年北海道生まれ。書道家・辻井京雲の長男として、多くの書作品と書道道具に囲まれて育ち、4歳から成人まで書の「鑑別（作品の良し悪しを見極める目）」を養う教えを受ける。大学では建築を専攻し、父から「空間構成は書に通ずる」との言葉を受け、多角的な感性を育んだ。

卒業後は鉄鋼メーカーや外資系コンサルティングファーム（ボストン・コンサルティング・グループ）、ベンチャー企業などでビジネスの世界に身を置く中で、「書道という伝統芸術」と「ビジネスマインドフルネス」の接続に可能性を見出す。30代で父に入門し、改めて書の道を志す。

現在は、日本の書の精神性と芸術性を世界へ発信する書道プロモーション会社を立ち上げ、展示企画や海外向け情報発信を展開。伝統を守りながらも、ビジネスやスポーツ、芸術など「本気で挑む人々」の心に響く書を届けることを目指し、2023年より作家としての活動も本格化。その書風は、力強く重厚な線に、静けさと柔らかさが共存しているのが特徴である。

【企業コラボレーションおよび展示会出展】

東急不動産株式会社

稲とアガベ株式会社

株式会社星野リゾート

LeTao（株式会社ケイシイシイ）

Hokkaido Innovation Week

MONOJAPAN Fair 2024 (Rotterdam, オランダ)

MAISON＆OBJET 2025 (Paris, フランス)

Japan Art Fair 2025 (Utrecht, オランダ)