ラファエル・モローは、同世代で最も将来を嘱望されるフランス人ヴァイオリニストの一人です。パリ国立高等音楽院（CNSMDP）を卒業後、オーギュスタン・デュメイに師事し、その後もルノー・カピュソンの指導を受け、現在も彼のもとで学び続けながら共演も行っています。

繊細な技巧と深い表現力により数々の賞を受賞しており、ポスタッキーニ国際コンクールでの第1位や、フランスの名誉あるバンク・ポピュレール財団賞の受賞などがその実績を示しています。
音楽一家に生まれ、著名なチェリストである弟エドガー・モローをはじめとする兄弟たちと共に、国際的に高く評価される室内アンサンブルとしても活躍しています。

主な演奏歴：

• エマニュエル・クリヴィヌ指揮・フランス国立管弦楽団とソリストとして共演

• ヴェルビエ音楽祭、エクス・アン・プロヴァンス復活祭音楽祭にゲスト出演

• ダニエル・バレンボイム指揮・ウェスト＝イースタン・ディヴァン管弦楽団のヨーロッパツアーに参加

• パリ・フィルハーモニー、ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール、ベルリン・コンツェルトハウスなどの主要ホールで演奏

• マルタ・アルゲリッチ、ルノー・カピュソン、ニコラ・アンゲリッシュなど著名アーティストとの共演多数