1972年鎌倉に生まれ、1994年より彫刻家・小畠廣志氏に師事。1998年に三代目・鎌倉彫 後藤久慶を継承し、伝統の技を受け継ぎながら現代的な表現を探求してきた。

これまでに、青山スパイラルホールでの「SICF♯10」（2009年）、銀座シンワアートミュージアムでの「Archives展」（2009年）、東京都美術館ギャラリーBでの「第1回都美セレクション」（2012年）、鎌倉・後藤久慶ギャラリーでの個展「刻のむこう側」（2024年）など、多数の展覧会に出品している。また、円覚寺龍隠庵にて御本尊「観音座像」御厨子を制作、寿福寺において源実朝・北条政子・足利尊氏の位牌修復を手がけるなど、寺院における重要な制作・修復にも携わっている。